クラブの事。３年生の卒業式

２６日に先輩達が卒業していかはりました。
色紙と花束と、送る会で吹いた曲を先輩の前でサプライズ演奏しました。
テスト週間でずっと吹いてなくて、送る会の時もぼろぼろな演奏やったから、自分は全然あかん演奏やった。
でも先輩はずっと泣いてはって、自分も演奏中やけど泣きそうやった。
凄い喜んでくれはって、やってよかったって思った。
それでも泣きそうで泣かなかったのは微妙に実感がわかないから。
中学の卒業の時もそうやけど、会えなくなるのは会えなくなってからじゃないと実感がわかない。
きっとじわじわ実感するんだろうな…


先輩と会えん事より迷惑かけたなーばかり頭ん中ぐるぐるしてた。
昔のトラウマからなんか年上の人と話すのが苦手で、他の２年は皆冗談言ったりとかいっぱい話したりとかしてる中一人あんま話せんかった事とか。
で、話しにくい後輩やったはずやのにきちんと話してくれて、何回かクラブやめようかと思った時もそんなふうに先輩が自分にも優しく接してくれたからいれたんやろうなーと思う。

何回も『嫌やな』て正直思った事あるけど、厳しくするって大変な役回りをずっとやってきてくれはった部長の先輩。
悔しくて皆の前で泣いてしまった時、ずっと付き添ってくれはった優しいクラリネットの先輩。アンコンんの時ローファー忘れて、小さい自分の靴と交換してもらった時も笑っていいよ。って言ってくれはったのも恥ずかしかったけど嬉しかった。
嫌な事とかイライラすることとか少なくてもあるはずやのに、そんなのないようにずっと笑顔でいはったフルートの先輩。
初心者で覚えの悪い自分に、パートの先輩がいいひんし一から根気よく教えてくれはったホルンの先輩。
金管をひとりで支えてくれはったのが凄いな、って思った。

高校からはじめたしそんなところまでできる訳ないやん。って思った事も何度もあった。
でも朝練に来てはるのを見たりとかして、経験してる分ひっぱっていかないとけなくて、それが自分の演奏を綺麗にする事よりよっぽど大変な事なんやな、って思った。
今の後輩は１人以外全員初心者で楽譜の読み方もあやふややったりして、メロディーやけど吹けんて事もあって、それを支えていかないとダメな立場になってやっとわかった。
今まで先輩に頼りすぎてた事凄く反省です。いつも気づくのが遅い…。それをあたり前にしてしまってるから。



頑張ろうと思っても、間違えたリズム教えてたりして逆に迷惑かけたりとか、音程わからずに部長の子にまかせきりにしてたり、後輩に厳しく言えなかったりまだ全然やけど、コンクールの時までには１つでもいいから変えたいと思った。
まずは早いめ早いめに自分の符読み！！
あたり前やけどいつも遅いからまずはあたり前の事から。